たとえば自分の配偶者が亡くなってしまった場合、自分だけで葬儀をしたいという人もいると思います。
もしくは親族や友人を葬儀に呼びたくても連絡が付かないという場合もあるでしょう。
ここからは、そのような場合に一人で家族葬を行うことは可能なのか解説していきます。
■一人でも家族葬を行うことは可能
結論から言うと、葬儀には人数制限がないため一人でも家族葬を行うことは可能です。
また、身寄りがない人に関しても、葬儀社のスタッフ一人で葬式を行ったケースがあります。
一人で葬儀を行うことによって様々な費用も抑えられ、自由な形で故人を弔うことができるので、こういった方法を取る人も増えています。
ただ、故人が宗教に入っていた場合は、宗教的な儀式を行うようにするなどの対応をした方がいいこともあります。
■一人で家族葬を行う際の注意点は?
一人で葬儀を行う場合、親族や故人の友人などに配慮が必要となってきます。
「なぜ葬式に呼ばないのか?」と思われてしまう可能性が高いので、一人で家族葬を行うことについて十分な説明が必要でしょう。
また、遺体の保存に関しても注意をしておく必要があります。
■一人で家族葬を行うメリットは大きい
一人で家族葬を行う場合、「かかってくる費用が少なくなる」「故人と最期の時間をゆっくりと過ごすことができる」などのメリットがあります。
まずは自分がどのような形で故人を送りたいか考え、メリットとデメリットを考えて判断していく必要があります。